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MacはOfficeがなくても大丈夫!な2つの理由

2020/08/25
 
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おだゆきえ
元ITブラック企業でシステムエンジニア兼プログラマー歴20年 Windows一筋でしたが、今年Macbookを購入し、Macデビュー Macに戸惑いながら、私と一緒にMacを使いこなしていきましょう♪ パソコン苦手からパソコンで楽しく効率よく仕事ができるようにお役立ち情報をお届けします
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Officeの選び方を解説しましたが、実はMacを使っていればOffice製品がなくても全然大丈夫なのです!

 

 

なぜならば、Macには、Excel、Word、PowerPointに替わる

  • Numbers
  • Pages
  • Keynote

というソフトウェアがもともとインストールされているからです。

 

実際に、私の周りでMacを使っている方で、Office製品、つまりExcelやWord、PowerPointを持っていない人が何名もいらっしゃいます。

Excelは持ってないけど経費管理をやっている人、PowerPointはないけどセミナーのスライドを作成している人など、Office製品はなくてもMacで仕事をされている人はたくさんいらっしゃいます。

 

今回は、Macを使っているならOffice製品がなくても全然大丈夫な理由についてお話しますね。

 

 

今回の記事は次のような方のお役に立てます
  • Office製品を持っていないMacユーザー
  • Office製品を買うべきか迷っているMacユーザー

 

 

MacはOfficeがなくても大丈夫な2つの理由

MacはOffice製品を持っていなくても大丈夫です。

なぜ大丈夫かというと、2つの理由があります。

  1. Office製品に替わるソフトウェアが標準でインストールされている
  2. Office製品で作成されたファイル(例えばExcelファイル)をExcelがなくても開くことができる

という理由です。

この2つの理由について説明しますね。

 

Office製品に替わるソフトウェアが標準でインストールされている

Macには、表計算やグラフに向いているExcel、文書作成に向いているWord、プレゼン資料作成に向いているPowerPointに替わるソフトウェアが標準でインストールされています。

それは次の3つのソフトウェアです。

  • 表計算やグラフに向いているNumbers
  • 文書作成に向いているPages
  • プレゼン資料作成に向いているKeynote

 

対応のイメージはこんな感じです。

 

Numbers

Numbersは、表計算やグラフ作成をするときに使います。
例えば、顧客リストや名簿を作成したり、売上げ管理表を作成して売上げ金額の合計を自動計算したり、Webサイトのアクセスデータを解析するためのグラフを作成したりできます。

 

Pages

Pagesは、文書を作成するときに使います。
例えば、報告書などのレポートを作成したり、見積もりや請求書を作成したり、イベントなどの案内状を作成したり、マニュアルを作成したりできます。

 

Keynote

Keynoteは、プレゼン資料を作成するときに使います。
例えば、セミナーやプレゼンの発表で使用するスライドを作成する際に使います。

あの、スティーブ・ジョブズが自分のプレゼン資料を作成するためにKeynoteを作ったとも言われています。

 

このように、ExcelやWord、PowerPointがなくても、それぞれ同じ目的で使えるソフトウェアがMacには備わっているので、Office製品がなくても全く困ることなく仕事ができるのです。

 

ExcelがなくてもExcelのファイルが開ける

Macなら、ExcelがなくてもExcelファイルが開けるし、WordがなくてもWord文書が開けるし、PowerPointがなくてもPowerPointで作ったスライドが開けます。
つまり、Macは自動的にファイルの種類を変換して開いてくれるということです。

Windowsの場合は、これができません (>_<)
Windowsは、Excelが入っていなければExcelファイルは開けないし、Wordが入ってなければWord文書は開けないし、PowerPointが入ってなければPowerPointのスライドは開けません。

 

おだゆきえ
おだゆきえ
Macは
ExcelとかNunbersとか意識しなくても
ファイルを開いて修正もできてしまうのです!
これってすごく便利な機能ですよね!!

 

 

Office製品がない場合に気をつけること

MacにOffice製品が入っていなくても替わりとなるソフトウェアがあるので困らないのですが、気をつけることが3つあります。

それは

  • レイアウトがズレることがある
  • 一部使えない機能がある
  • 保存するとファイル形式が変わる

ということです。

 

レイアウトがズレることがある

Office製品が入ってなくてもMacでファイルが開けるのですが、レイアウトがズレる場合があります。

対応していないフォントで作られている場合は、Macのフォントに自動的に置き換えられます。

例えば、1行が40文字で作られたWord文書が、Pagesで開くとフォントが置き換えられることで1行が38文字になってしまい、1ページの行数まで変わったり、改行してほしくないところで改行されてしまい、Word文書では5ページに収まっていたのにPagesでは6ページになるという場合があります。

WordとPagesとの文字の間隔や行間の間隔が違うことで、レイアウトが変わることがありますので、確認が必要です。

 

一部使えない機能がある

Office製品が入っていなくても意識せずにファイルを開くことができますが、一部使えない機能があります。

例えば、ExcelマクロはNumbersで使えないです。
Excelの関数の中にはNumbersで対応してない関数もありますし、対応していないグラフもあります。

MacでExcelファイルを開いたら、元のExcelファイルで使用している計算式が正しく使えるのか、グラフが表示されているかなどの確認をする必要があります。

 

保存するとファイル形式が変わる

Macでファイルを開いて保存をすると、ファイル形式が変わります。

どういうことかというと、例えば、ExcelファイルはMacで開くとNumbersで開きます。そのままMacで変更をして保存をすると、ファイルはNumbersのファイルとして保存されます。

つまり、Excel→Number、Word→Pages、PowerPoint→Keynoteというように、ファイルの形式が変わってしまうということです。

例えば、WindowsでExcelを作成し、Macで編集して、Windowsで編集したファイルを開こうとすると、Numbersのファイル形式に替わっているのでWindowsで開けないということが起きてしまいます。

 

おだゆきえ
おだゆきえ
Macではファイル形式を意識しなくてもいい代わりに
気をつけることがあるので、
頭の片隅に置いておいた方がいいですね

 

Macで作成したファイルをWindowsで開く方法

Macでファイルを編集するとファイル形式が変わってしまうのですが、Windowsで開くことができるようにする方法があります。
それは、Office製品のファイル形式にして保存する方法です。

つまり、Mac側で

  • Numbersのファイル→Excelファイル
  • Pagesのファイル→Word文書
  • Keynoteのスライド→PowerPoint

へ変換してあげるのです。

それぞれの変換方法について説明しますね。超カンタンにできちゃいますよ!

 

Numbers→Excelへ変換する

NumbersからExcelへ変換する方法です。

1.ファイル]-[書き出す]-[Excelを選択

2.Excelを選択して「次へ」

3.保存先とファイルの名前を指定して「書き出す」ボタンをクリック

 

以上です (^^)/

 

Pages→Wordへ変換する

PagesからWordへ変換する方法です。

1.ファイル]-[書き出す]-[Wordを選択

2.Wordを選択して「次へ」

3.保存先とファイルの名前を指定して「書き出す」ボタンをクリック

 

以上です (*^-^*)

 

Keynote→PowerPointへ変換する

KeynoteからPowerPointへ変換する方法です。

1.ファイル]-[書き出す]-[PowerPointを選択

2.PowerPointを選択して「次へ」

3.保存先とファイルの名前を指定して「書き出す」ボタンをクリック

 

以上です (*´▽`*)

 

おだゆきえ
おだゆきえ
どの方法もとってもカンタンですよね!

 

私はWindowsしか持っていなかったとき、Macを使っている方と資料を共有してやりとりをしたことがありました。
その時はMac側でKeynoteからPowerPointに書き出ししてもらっていました。
WindowsはKeynoteを変換する機能がないので、Mac側にお願いをしていました。
相手にお手間を取らせていたなと申し訳なく思っていました (>_<)

 

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

今回は、MacはOffice製品がなくても全然大丈夫!!というお話をしました。

Macなら、Office製品がなくても、Excelが開ける、Wordが開ける、PowerPointが開けるので、本当に便利です!

「それなら、MacはOffice製品いらなくない?」と思うかもしれません。

Office製品をを買ったほうがいい場合もありますので、最後に、どういう場合にOffice製品を買ったほうがいいのかお話しますね。

 

MacでOffice製品を買ったほうがいい場合

前述で、一部使えない機能があるという説明をしました。

その使えない機能が必要な場合は、Office製品を買わないとならないです。

また、仕事で周りの人がOffice製品を使っているようであれば、Officeを持っていたほうがいいです。

なぜなら、やりとりをするたびに毎回、書き出しをして変換するのも手間ですし、レイアウトがズレてしまう場合があるからです。

 

  • Excelマクロなど一部使えない機能を使いたい場合
  • Officeを使っている人とファイルのやり取りを頻繁にする場合
  • Windowsを使っている人とファイルのやり取りを頻繁にする場合

は、Officeを購入することをおススメします。

 

Macを使っていて、Officeを買ったほうがいいのか迷っている人のお役に立てたらうれしいです♡

 

 


 

Microsoft Officeを買う場合は、こちらを参考にしてみてください。

 

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