2020年9月最新版!あなたにピッタリのOffice製品の選び方
実は、私が使っていたExcelとWordが古すぎまして、Office2010を使っていたんですね。
さらに、ExcelとWord(、とOutlook)しかないバージョンを使っていました。
去年、どうしても仕事でPowerPointを使う必要が出てきて、この時、Office自体を買い換えるか、PowerPoint単体で購入するか悩んだ結果、PowerPoint単体を購入しました。
今年は2020年で、Office2010は10年以上前のバージョンだし、サポートもうすぐ切れる(Office2010のサポート期限は2020年10月13日です)し、今度は最新のExcelが必要になってきて、先日、MicrosoftのOfficeを買い換えました!
いざ、Officeを買おうとすると、種類がありすぎて、「結局、私にはどれがいいの!?」というのが本当にわかりにくかったのです。
ちゃんとOffice製品の種類を理解していれば、去年、PowerPoint単体で購入せずに、Officeの最新版に買い換えていたのかもしれないですよね。。。
IT業界でシステムエンジニアを20年ほどやっていた私もわかりづらいので、これからOfficeを、Excelを、Wordを、買おうと思った人も、どれを買ったらいいのかわからないのではないかと思います。
そこで、Officeを購入しようと思ったときに、あなたにピッタリの製品が見つかるように、わかりやすくまとめてみました!
- MicrosoftのOfficeを購入しようと思っている人
- Officeの選び方がわからない人
- Officeの含まれないパソコンを購入した人
- ExcelやWord、PowerPointを使って仕事をしている人
- これからExcelやWord、PowerPointを使って仕事をしていく予定の人
目次
Officeの種類
Officeの種類を図にまとめてみました!
Officeは
- 無料版
- 有料版
と大きく分かれます。
無料版は【Office Online】と言って、Microsoftアカウントとインターネットに接続できる環境があれば、Officeを無料で使うことができます。
一部使えない機能はありますが、編集も可能です。
Office自体をあまり使わない方、ExcelやWordのファイルを見るだけで修正することはほとんどないという方やお試しで使ってみたいという場合にはおススメです。
有料版は
- スクリプション版 (月間または年間契約)
- 買い切り
に分かれます。
買い切り版には
- Personal
- Home&Business
があります。
他にも学校の先生や生徒向けのアカデミック版があり、通常の製品より割安で購入できます。
「Officeを勉強に使ってね」という意図があるのかな。学生の方や教員の方にはおススメです。
今回は、アカデミック版を除く有料版『サブスクリプション版』と『買い切り版』について説明します。
有料版のOfficeの種類
Officeの有料版は
- サブスクリプション版
- 買い切り版
の2つに分かれます。
それぞれについて解説しますね。
サブスクリプション版
サブスクリプションとは
サブスクリプションとは、「サブスク」と略して言われることが多く、商品に購入金額を払うのではなく、サービスや商品を一定の期間利用するための権利を得るために料金を支払うことです。
雑誌などの定期購読がわかりやすい例です。
期間が終了するとサービスを受けられなくなります。
Officeのサブスク
Officeのサブスクリプションは、【Microsoft 356 Personal】です。
年間または月間の契約で、年単位または月単位で継続して使い続けることができます。
買い切り版
買い切り版は、文字通り、商品に対しての購入金額を支払って買うことです。
購入したら利用する権利はずっと続きます。途中で使えなくなるということはありません。
Officeの買い切り
Officeの買い切りは、「永続ライセンス」と言われています。
現時点でOffice2019が最新版バージョンです。
- Office 2019 Home&Business
- Office 2019 Personal
の2種類あります。
【Office 2019 Home&Business】のほうが機能が多く、お値段も高いです。
Office 2019 Personalと比べて
- PowerPointがある
- Macにもインストールできる
という点があります。
サブスク版と買い切り版の違い
サブスク版と買い切り版と何が違うのかというと、常に最新のバージョンを使い続けられるかどうかです。
あとは、サブスク版の【Microsoft 356 Personal】ではAccess、One Note、Publisherが使えます。
おまけ的な機能で、OneDriveというクラウド上のドライブが1TB使えます。
おまけ機能と思っていましたが、1TBという容量は、動画ファイルを保存するのに重宝しています (*´艸`)
Microsoftのサポート期間について
Officeには、Microsoftが決めたサポート期限というのがあります。
基本的に、発売し日から約5年間は、メインストリーム サポートと言って、セキュリティ更新プログラムの提供(脆弱性やバグ解消)や、仕様変更(追加機能)が無償で受けられます。
メインストリーム サポート終了後は、延長サポートとしてセキュリティ更新プログラムの提供(脆弱性やバグ解消)が受けられます。
延長サポートは、メインストリーム サポート終了後の約5年間は受けられます。
実質的に、5年間は機能追加が受けられ、10年間はセキュリティの更新やバグ対応が受けられるということです。
Office2019の次のバージョンは?
現時点での最新版Office2019は、2018年9月に発売されました。
Microsoftはだいたい3年ごとに最新版をリリースしていますので、2021年にOfficeの最新版(Office2022という名前かは不明)が発売される可能性が高いです。
買い切り版でも10年はサポートが受けられるなら、サブスク版にする必要あるの?
という疑問が湧いてくると思います。
これは、私もOfficeを買うときに迷いに迷ったところでした。
私の場合は、常に最新版を使い続けていきたいというのがあったので、【Microsoft 356 Personal】を購入しました。
サブスク版にしておくというのも一つの手ですね
Officeの選び方
「やっぱりまだ、Officeについては複雑でわかりづらい…」と思われているかもしれないので、Officeの選び方をまとめました。
どういう目的で、どれくらいの頻度でどのようにOffice製品を使うのか、によってOfficeを選ぶとピッタリのOfficeが選べると思います。
目的別に、ズバリおススメのOfficeをご案内します!
次の6パターンの目的別に挙げました。
それぞれの目的別でおススメのOfficeの選び方をご紹介します。
Excel(Word)だけ単体で使いたい
Excelだけ、Wordだけ、PowerPointだけを使いたいという場合は、単体での購入がおススメです。
例えば、Office2013 PersonalにはExcel、Word、Outlookが含まれています。
Office2013を使い続けていたけど、PowerPointを使う必要が出てきたという場合は、PowerPoint2019を単体で購入するほうが費用が掛からなくて済みます。
Office2019単体製品は
- Word2019
- Excel2019
- Outlook2019
- PowerPoint2019
- Publisher2019
- Access2019
があり、それぞれ16,284円(税込み)です(2020年9月時点)。
他にも、
- Project Standard2019
- Project Professional2019
- Visio Standard2019
- Visio Professional2019
があります。
これらはシステムやアプリケーションを開発する人向けの製品なので割愛しますが、開発で必要な場合は単品で購入します。
ExcelとWordが使えればいい
ExcelやWordでの文書作成作業が多い場合は、【Office2019 Home&Business】をおススメします。
前述したとおり、【Office2019 Personal】との違いはPowerPointの有無です。
つまり、PowerPointを使わないのであれば、【Office2019 Home&Business】で十分です。
2020年9月時点で価格は、32,784円(税込み)です。
PowerPointも使いたい
ExcelやWordで文書を作成するし、PowerPointでスライドも作成するという場合は、【Office2019 Personal】を選びましょう。
2020年9月時点で価格は、38,284円(税込み)です。
ここで、
「今のところPowerPointは使う予定はないけど、Office2019 Home&Businessと5,500円しか変わらないからどちらにしよう」
と迷われたあなた。
私の経験上、PowerPointは仕事でしか使ったことがないです。提案書やセミナー資料、プレゼン資料で使用することが多いです。
今後、提案書やセミナー資料、プレゼン資料を作成する予定があり、予算が許すのであれば、【Office2019 Personal】でもいいのかなというところです。
最終判断はご自身でお願いします~ (^^)/
WindowsとMac両方で使いたい
WindowsとMacの両方で使いたい場合は、【Office2019 Personal】かサブスク版の【Microsoft 356 Personal】のどちらかになります。
【Office2019 Personal 】は買い切りで価格は、38,284円(税込み)です(2020年9月時点)。
【Microsoft 356 Personal】はサブスク版で価格は、12,984円(税込み)で1年間の利用です(2020年9月時点)。
サブスク版を3年使い続けると、買い切り版の費用を上回ります。
- 3年以上使い続けて、最新版にしなくてもいいという場合は、買い切り版
- Officeを使うのは3年未満という場合は、サブスク版
- 3年以上使い続けるし、常に最新版を使い続けている必要があるという場合は、サブスク版
という選び方がよいと思います。
また、サブスク版の【Microsoft 365 Personal】は、
Windows PC、Mac、タブレット、スマートフォン (Windows、iOS、Android) など、同一ユーザーが使用するすべてのデバイス (同時に 5 台までサインイン可能)
となっています。
パソコンだけでなく、スマフォやタブレットでもOfficeを使うことができるので、iPadなどのタブレットでも仕事をする、Officeを使うというのであれば、サブスク版の【Microsoft 365 Personal】を選ぶとよいでしょう。
ちなみに私、先日、iPad Proを購入しました。
仕事でiPadを使おうと思っているので、OfficeをiPadにインストールしました。
私の場合は
に、Officeをインストールしています。
iOS、つまりiPadやiPhoneにもインストールできるサブスク版の【Microsoft 365 Personal】は、私にとって最強のバージョンです♡
私の場合はあとiPhoneとAndroidスマホにも1台ずつ
Officeをインストールできる計算です
それで5デバイスになります
Macだけで使いたい
OfficeをMacだけで使いたい場合は、Mac版のOfficeを選びましょう。
Macでのみ使えるMac版のOfficeは【Office Home & Student 2019 for Mac】です。
2020年9月時点で価格は、26,184円(税込み)です。
ただし、含まれる製品は
- Word
- Excel
- PowerPoint
で、Outlookが入っていません。
メールはOutlook以外のソフトを使うという場合は、買い切りの【Office Home & Student 2019 for Mac】がおススメです。
Outlook使いたい、仕事でOutlookを使う必要があるという場合は、買い切り版の【Office Home & Business 2019】かサブスク版の【Microsoft 365 Personal】になります。
Macをお使いの方は、すでにお使いのメールソフトがあると思います。
「Outlookは使わないよ」という方は、【Office Home & Student 2019 for Mac】がおススメです。
仕事上、常に最新版を使い続ける必要がある
仕事上、常に最新のOfficeを使い続ける必要がある場合は、サブスク版の【Microsoft 365 Personal】を選びましょう。
2020年9月時点で価格は、12,984円(税込み)です。
1年単位での更新になるので、期限内に更新の手続きをする必要があります。
実は、Amazonで買うとお得なんです
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まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
私は、実際にOfficeを購入しようと思ったときに、何をどう選んでよいのかわからず、調べまくりました。
調べてもそれぞれの製品の特長や概要が多く、「私にはどれがいいの?」という判断がしづらくて、購入をしようと思ってから購入するまで何時間もかかりました。
この購入するまでにいろいろ調べて検討する時間が、省けるものなら省きたいですよね (;´Д`)
私と同じように、Officeを購入しようと思ったとき、Officeの製品ラインナップが多くあり、言葉も難しくわかりづらいとお困りの方のお役に立てたらうれしいです♡
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